TOEICのリスニングでは4種類の英語が使われています。

  • アメリカ英語
  • イギリス英語
  • カナダ英語
  • オーストラリア英語

日本の学校教育では基本的にアメリカ英語が使われています。
そのため日本人は他の地域の英語に慣れていないかもしれませんね。

この記事ではTOEICで使われている4種類の英語を比較したYouTube動画をご紹介します。

その前にまずはなぜ同じ英語でも違いが生まれるのか簡単に解説します。

目次

なぜ同じ英語でも訛りがあるのか

「英語」と一言でいっても実は地域によって様々な訛りがあります。
英語だけでなく日本語にもご存知の通り訛りがありますよね。
東京の言葉遣いがベースになった標準語を始め、北は北海道から南は沖縄まで、狭い島国の日本でさえ多くの訛りがあることは普段の生活でも感じるのではないでしょうか。

これらの訛り、つまり同じ言語でも違いが起きる大きい理由はこの2つ。

  1. 地理的な距離
  2. 文化の違い

詳しく見ていきましょう。

理由1:地理的な距離

海や山、川で隔たれることでそこに住んでいる人々の交流が薄くなりことばに少しずつ違いが出てきます。

日本語を話す人のほとんどは日本国内に住んでいますよね。
一方で英語はイギリスから始まり、アメリカやカナダの北米、オーストラリアやニュージーランドのオセアニアまで広がりました。

地理的に大きな隔たりができることでそれぞれの地域で英語は独自の発展を遂げていきます。

理由2:文化の違い

地理的な距離が空くことと並行して地域の文化に触れることで徐々に影響を受けていきます。
先住民族のことばや隣国のことばが英語に取り入れられることが多くあります。

例えばカナダの英語は特徴的です。
カナダは元々イギリスの一部で独立後もイギリス連邦に属しています。
そのため法律などの影響からか書き言葉はイギリス式です。
一方で地理的にはアメリカの隣のため話し言葉はアメリカ英語に近いんです。

ちなみに「訛り」と聞くと「田舎」などマイナスなイメージがあるかもしれません。
その代わりとして「アクセント (accent)」や「ダイアレクト (dialect)」と言ったりもしますが、この記事では「訛り」に統一しますね。

チェックしておくべき訛りは4種類

英語は様々な国で使われているので訛りによる違いも大きいです。
その中でもメジャーで普段聞くことも多い訛り4つを取り上げます。

TOEICで使われる英語はアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア

馴染みのあるTOEICのリスニングセクションで使われているのはこの4種類です。

  • アメリカ英語
  • イギリス英語
  • カナダ英語
  • オーストラリア英語

日本の公立学校では基本的にアメリカ英語を教えています。
一番聞き慣れているのはアメリカ英語かもしれません。

その中でワーキングホリデーの対象としてイギリス、カナダそしてオーストラリアが指定されています。
また、他のワーキングホリデー対象国で英語圏の国にアイルランドとニュージーランドがあります。
アイルランドはイギリスと、ニュージーランドはオーストラリアの隣にある国です。
使われている英語もかなり似たものになっていますよ。

話はちょっと脱線しますが、よくワーキングホリデー希望の方から「英語の訛りが気になってどこの国に行けばいいか決められない」というご相談をいただきます。
確かにせっかく学んだ英語が実際には使えないと思ったら1年間のワーキングホリデーが無駄になってしまうと感じてしまうかもしれません。

しかしそんな心配は全く気にしなくても大丈夫。
それは今の時代、訛りがある英語が一般的になっているからです。
英語が国際語になった今、英語圏以外の人たちも英語を使います。
それぞれの国でそれぞれの母国語や文化に染まった英語を使うのが当たり前になっています。
訛りを気にしてワーキングホリデーの渡航先を選ばなくていいんですよ。
詳しくはこちらの記事を読んでみてくださいね。

それでは英語にどのような訛りがあって、どう違うのかをYouTube動画を使ってご紹介します。

英語の訛りを比較したYouTube動画まとめ

ここからはTOEICでも使われている英語を比較した動画を紹介していきます。

訛り英語動画のパイオニア

2010年にYouTubeで公開されたこの動画が英語の訛りを紹介した最初の動画かもしれません。
英語圏の国はもちろん日本などの非英語圏の国の人が使う英語も紹介されています。
この方はイギリス出身なのでイギリスの地方の訛りが詳しいです。

アメリカ英語といっても地域によって様々

続いてアメリカ英語の種類が豊富な動画をご紹介します。
アメリカのドラマを観ているとキャラクターごとに訛りも違い、様々な出身やバックグラウンドを表現しているということがわかりますね。

ここからはTOEICで使われる4種類の英語を比較している動画を紹介します。

イギリス英語 VS アメリカ英語

典型的なイギリス英語を話すイギリス人とアメリカ英語を話すアメリカ人の二人が出てきます。
様々な単語をそれぞれの英語で発音しています。例えば「tomato」はイギリス英語では「トマートー」、アメリカ英語では「トゥメイトー」といった感じで、違いがありますね。

アメリカ英語 VS カナダ英語

今度はお隣同士のアメリカとカナダです。地理的には近いふたつの国ですが、発音や言い回しが違うことがわかりますね。
ちなみにカナダ英語は日本人が聞き取りやすいとも言われています。

ギリス英語 VS オーストラリア英語

オーストラリアはイギリスやアイルランドからの移民で成り立っている国です。そんな歴史的な背景からオーストラリア英語はイギリス英語に近いと言われています。
オーストラリア英語の綴りはイギリス風です。例えばアメリカでは「center」ですがオーストラリアやイギリスでは「centre」です。
この動画を観てもらうとわかりますが「オージーイングリッシュ」という独特の言い回しが特徴です。
ちなみにお隣ニュージーランドでもオーストラリアと近い英語を使いますよ。

##まとめ
国によってこんなにも英語が違うんです。
「訛り」と聞くとあまり良いイメージがないかもしれません。
しかし、この訛りも個性のひとつです。

私は以前ニュージーランドに語学留学で滞在した経験があります。
先日カナダに行ったときにカナダ人から「あなたの英語はイギリス英語っぽい」と言われたことがありました。
使う単語がアメリカやカナダの英語とは違うと感じたそうです。
そこから話が広がり自分のことを覚えてもらうことができました。

みなさんも訛っているからといって敬遠せず様々な英語に触れてみてくださいね。
今よりずっと楽しい英語ライフを送れること間違いなしです!!