あなたは日本の歴史や文化について自信をもって説明できますか?

「なぜ日本人は家で靴を脱ぐの?」
「日本語ってひらがな、カタカナ、漢字いろいろあって覚えられるの?」
「まだ日本に忍者っているの?見たことないよ」

インターネットにより海外の情報が簡単に手に入る時代になったとはいえ、外国人から見ると日本はとても興味深い国です。
ワーキングホリデーで海外生活を始めようと思っているなら、渡航前に日本のことをよく調べておくのがおすすめです。

なぜ事前に日本のことを知っておいたほうがよいのか、3つの理由をご紹介します。

なお、この記事内における表記について政治、宗教、民族などいかなる深い意味はありません。
あくまでも私個人の経験を共有するものと考えてください。

それではワーホリ渡航前に日本のことを調べるべき理由3つです。

目次

1. 語学学校の授業で各国の文化を取り扱うから

ワーホリで渡航する方の多くは語学学校に通うのではないでしょうか。
日本の学校での英語と違い、語学学校では多くの時間をカンバセーション(会話)に割きます。

クラスメイトとあるテーマについて議論やプレゼンテーションなどを行います。
よく取り上げられるテーマが「生徒それぞれの国での文化や歴史の違い」。

衣・食・住にはじまり、学校のこと、休みに何をして遊んでいるか、果てには宗教観についても聞かれ、話すことになります。
そして、それらの文化がどのような歴史の中で育まれてきたかも取り上げられます。

一般的にこういった話題は海外渡航中は避けるようにと聞いたことはありませんか?
日本にいるとあまり意識することはないかもしれません。
しかし、民族の移動や複数の宗教が混在する国においては、これらのナイーブな話をすると喧嘩になってしまうかもしれません。
そのため旅行中などは口にしないようにとガイドブックに書かれていることが多いです。

ただ、語学学校では事情が違います。
このような「controversial=論争の的になる、物議をかもす」トピックはまさに会話をするのにうってつけ。

違いを浮き彫りにすることで会話が弾み、より相手のことを知るきっかけになります。
大切なのは互いの文化を尊重すること。
決して差別をしたり優劣をつけるために議論しているわけではないということに注意しなければいけません。

2. 海外では自国・自民族の文化を大切にしている人が多いから

私の個人的な主観が大いに入ってしまうのですが、日本の人より海外の人のほうが自分の国や民族、宗教、文化を大切にしているような気がしました。

外国人の友人に聞いたり自分なりに調べた考察なんですが、これは国や民族の歴史に関係があるように思えます。

日本はずっと昔から日本です。
当たり前でしょ?と思うかもしれませんが、日本以外の国では当たり前ではありません。
民族同士の対立や戦争によって国がくっついたり離れたりしています。

この年表には世界の国々がどのように変わってきたかが描かれています。
一番にあるのが日本です。

世界史対照年表
世界史対照年表

日本は紀元前から2000年以上、ずっと日本として存在していますね。

アメリカ合衆国は約250年です。
その前の北アメリカ大陸にはネイティブアメリカンが住んでいて、最終的にはイギリスの植民地になった後に独立戦争により「アメリカ合衆国」が誕生しています。

ヨーロッパの国々も名前が変わったり、他の国に併合されたり独立したりと歴史があることが見てわかると思います。

このような背景から海外の人たちは自分たちのアイデンティティーを大切にしています。
自分たちの言葉や宗教、文化やルーツなどを守らなければいけない、後世に繋がなければいけないという意識が強いと感じています。

そんな彼らからすると、日本のことを何も知らない日本人がとても奇妙に映っているようです。

3. 日本の良さを再発見できるから

「日本はダメだ。〇〇ではこんなに〇〇なのに」と言っている人は周りにいませんか?
もしかしたらあなたも、そう思ったことがあるのかもしれません。
少なくとも私はそうでした。
しかし、これから海外に行くあなたは現実を知ることになります。

もちろん、日本にもダメなところはたくさんあります。
例えば私は子育てをするようになって、いかに子供や子育て世代が暮らしにくいんだと思いました。
これでは少子化の波は止まらないだろうなとも感じています。

もっと軽いところでは、日本のハンコ文化が嫌いです。
なぜ手書きのサインではいけないのでしょうか。
なぜメールで送った書類をわざわざ印刷して、印鑑を押して、スキャンして、メールで返送するのでしょうか。

一方で日本にも諸外国に誇れる良いものはあります。
例えば医療制度。
怪我や病気をしたら保険証を持って病院に行けば診察を受けられますよね?
でもこれって日本がかなり恵まれてるんです。

国民全員が保険に入る制度がなく、いわゆる「保険証」というものがない国もあります。
そういった国では診察や治療費は実費精算になり、手術や入院になると数百万円、数千万円になってしまうこともあります。

そもそも病院に行っても混雑していてすぐに診察を受けられない現状もあるようです。

このようにすべてのことにおいて他国より優れている国なんてものはありません。
それぞれ一長一短、制度や文化は国によって大きく変わるということを頭に入れておくと良いと思います。

「隣の芝生は青い」ということわざがあるように、外から見るといかに日本が良い国かということがくっきりわかるようになりますよ。

まとめ

ここまでワーホリで海外に行くなら日本のことを事前に調べておいたほうが良い理由を3つご紹介しました。
その理由はこちらです。

  1. 語学学校の授業で各国の文化を取り扱うから
  2. 海外では自国・自民族の文化を大切にしている人が多いから
  3. 日本の良さを再発見できるから

この3つの理由から渡航前に日本の文化や歴史を学んでおくのがおすすめです。

彼を知り己を知れば百戦殆うからず

これは孫氏の言葉で、「敵についても味方についてもしっかり把握していれば、何度戦っても敗れることはない」という意味です。
元々は戦争での戦い方についての教えですが、ワーホリでも同じです。
相手のことだけでなく、自分の周りのことについてもしっかり勉強しておきましょう。

「海外で違った文化を体感する」ということはとても良いことです。
その時に自分に生まれ育った日本のことをしっかりと知っていればより濃い経験ができますよ。

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