ワーキングホリデー・留学経験者を中心に構成されています。
エージェントや旅行代理店に縛られない中立の立場での執筆を行っています。
ワーキングホリデーは就学、就労、観光なんでもできるビザです。
そのため「何をしにワーホリに行けば良いんだろう」と迷ってしまいますよね?
あなたのワーホリの計画の参考にして頂けるよう過去のワーホリ利用者にインタビューを行い、その結果をご紹介します。
このインタビューからわかった一番重要なことは目的を持たないワーホリは後悔するということ。
意外かもしれませんが「ワーホリで失敗した」というワーホリ経験者は多いんです。
なぜ目的を持たずワーホリに行くと後悔してしまうのか、またどうすれば渡航を無駄にしないような目的を決められるのかご説明します。
ワーキングホリデーは何でもできる自由度の高い制度です。
一般的な語学留学では「語学学校に通って語学力を上げる」というわかりやすい目的があるかと思います。
ワーキングホリデーと語学留学の違いを詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてくださいね。
一方のワーホリは何をしても良いので、しっかりと目的を持っていないとダラダラと1年間を過ごしてしまう可能性があります。
「ダラダラと過ごしても良くない?」と思うかもしれませんが、その考えは今すぐ捨ててください。
目的を持たないワーホリでの渡航は将来のチャンスを潰してしまいます。
ぜひ目的がない渡航をやめ、明確な目的を持って渡航してください。
その理由を3つご紹介します。
ワーホリに目的を持たずに行くのをやめてほしい理由が3つあります。
ワーキングホリデーでは1年の時間と100万円以上のお金が必要です。
海外の地でぼーっと過ごしていると貴重な時間とお金が無駄になってしまいます。
確かに長い人生の中でゆっくり過ごすときがあるのは賛成です。
でもそれをわざわざワーホリでやらなければいけませんか?
ワーホリビザの最大の特徴は就労が許可されていること。
現地で働かず観光したり語学学校に通ったりするだけなら観光ビザで十分。
そもそもゆったりと過ごしたいのであれば海外に行かず、日本国内でも実現できるかもしれません。
頑張って稼いだお金と二度と返ってこない時間を無駄にしないようワーホリの使いみちを考え直してみてください。
もし海外で働いたり移住も視野に入れているのであればワーホリを最大限活用するべきです。
ワーホリで渡航しなんとなく1年間過ごしてしまうとあなたの移住のチャンスを減らしてしまいます。
それは現地での就労実績が積めなくなってしまうから。
外国人であってもずっと現地に住み続けられる権利である永住権は主にこれらの項目を審査し発給されます。
特に就労実績にあたる職歴においては現地でどれだけ働いたかがかなり重要なポイント。
日本で社会人として長い期間働いていても現地での就労経験がゼロだとスタートラインにすら立てない可能性もあります。
その点ワーホリは誰でも取ることができ、簡単に就労経験を積むことができます。
ぜひとも将来の就労ビザや永住権獲得へ繋げる目的で使ってください。
ワーキングホリデーは「ホリデー」という名前や元々の目的が観光であるため、日本での転職活動で悪い印象を持たれてしまうこともあります。
「どうせ1年間遊んできたんでしょ?」と偏見の目で見られてしまうこともあるそうです。
しっかり目的を持った渡航で語学力を伸ばしたり就労経験を積んだりしていれば良いですが、そうでないと文字通りホリデーになってしまいます。
もしワーホリが終わったら日本に帰って転職活動をするのであれば、滞在中に何をして1年後にどうなっているべきか考え行動してみてくださいね。
そうすれば面接でも堂々と自分の経験を話すことができますよ。
一方で目的を持って渡航をするとあなたの将来の選択肢を増やすことができます。
その理由は主にこの3つです。
ワーホリの目的を持つと将来の選択肢を増やせる理由を具体的にご説明します。
ワーホリの目的が定まっていると渡航前にやるべきことが明確になります。
渡航後に何をするのか決まっていないと事前準備も漠然としてしまい、何をどうすれば良いかわからなくなってしまいます。
具体的にはこれらの準備が捗ります。
やりたいことが明確だからこそ今どれだけの語学力を身に着け、どれだけのお金を準備し、いつ渡航すれば良いかがバシッと決められるのです。
ワーホリの目的が決まっていると滞在中の語学力アップが期待できます。
あなたも語学に限らず、今までの勉強でダラダラやっていると結果がついてこなかった経験はありませんか?
ワーホリでも同じです。
このように具体的な語学力の目標が決まっていると、そこに向けてしっかり勉強ができるようになるものです。
ワーホリの目的が定まっているとワーホリ終了後の計画が立てやすくなります。
ワーキングホリデーは1年間の制度なので必ず終わりが来ます。
あくまでもワーホリは通過点として考えておくことで、ワーホリ終了後に何をするべきか見えてきます。
ワーホリ終了後の道を大きく分けるとこの3つ。
特に1の日本への帰国と2のそのまま残る場合にはワーホリの重要さが増します。
日本で就職活動をするのであれば語学力や海外での経験を積んでおきましょう。
一方でそのまま残るのであれば就労ビザをサポートしてもらえる企業にアプローチしたり、資格取得のための学校を探したりすることで移住の可能性を広げることができます。
ここではワーホリハッカーが多くのワーホリ利用者から聞いたワーホリの目的をご紹介します。
大きく分けるとこの4つです。
それぞれ詳しく見ていきます。
ワーホリを使う方の渡航目的で一番多いのが語学留学です。
「ワーキングホリデーと語学留学って違うものじゃないの?」と思った方、誤解しています。
正しいワーキングホリデーと語学留学の違いはこちらです。
それぞれの違いの詳しい解説はこちらの記事をご覧ください。
話を戻しまして、ワーキングホリデーを使い海外に行くのであれば語学力をアップさせたいというのは納得の理由です。
そのうち、滞在期間の多くを語学学校への通学に使われる方がいます。
このような使い方はやめて頂きたいです。
なぜなら語学学校へは観光ビザで通えるから。
わざわざワーキングホリデービザを使うのであればぜひ2番目の就労を一番の目的としてください。
ワーホリでの渡航目的で唯一の正解とも言えるのが就労です。
つまり現地で働くことです。
ワーキングホリデーの「年齢などの条件さえ満たせばどこで働いても良い」という特徴は他のビザにはない唯一無二のもの。
この特徴を最大限活かすのは現地で就労経験を積み、将来的に就労ビザや永住権に繋げること。
海外で働くためのビザを得るのは金銭的にも時間的にもかなりハードルが高いんです。
そんなハードルを気にせず申し込めばほぼ100%取れてしまうワーホリを無駄にしないでください。
ワーホリで就労経験を積み、終了後に就労ビザ、そして永住権獲得へと進んでいってほしいです。
もし将来海外移住を考えているのであれば、絶対に就労目的でワーホリを活用してください。
「1年間観光するためにワーホリを使う」という方もいらっしゃいます。
ワーキングホリデーという名前のとおりホリデーを満喫するための制度なので悪くはないと思います。
ただワーホリを観光のために使っても良いのは唯一「ワーホリ後はその国に移住しないと決意している方」です。
ワーホリでは1年間という比較的長い期間にアルバイトで収入を得ることもできるので、1年間観光に費やすことにも向いています。
しかし先程お伝えしたように将来移住を考えているのであればワーホリでの就労経験は大切なものになってきます。
「いつか移住するかもしれない」と思うのであれば通常の観光ビザを利用しワーキングホリデーは取っておいてください。
目的なくワーホリを使う方もいらっしゃいます。
実際にはかなり多くの方がそう思って渡航しているのかもしれません。
しかし目的がないワーホリ渡航はおすすめできません。
ワーホリはその国で一度きりしか使えません。
目的を持たずにワーホリを使うのはもったいないのでやめてください。
では目的はないけれど海外に行きたい方はどうすればよいのか。
おすすめはこの方法です。
「現地に着いてからやりたいことを決めます」と思うならまずは観光ビザで入国してください。
ワーホリで人気のカナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどはインターネットを使いすぐに観光ビザをとることができます。
(厳密にはインターネットで申請するのはビザではないのですが、ここでは同一のものとしてご説明します)
観光ビザなら数ヶ月滞在することが可能。
働くことはできませんが、語学学校に通うことができます。
ブラブラ観光して心身をリフレッシュしたり、語学学校で世界各国の友人を作ることで自分の将来のビジョンが見えてくるかもしれません。
そうなったら次のステップです。
観光ビザで滞在し、やりたいことが見えてきた時点で適切なビザを申請しましょう。
学位を取りたいから学生ビザなのか、すぐに働きたいからワーホリビザなのか、適切なビザを申請しましょう。
この時点の申請でも全く遅くはありません。
現地で出会った友人や信頼が置けるエージェントに相談しながら適切なビザ、最適なプランを実現できるよう進めていきましょう。
目的を決めないワーホリは時間やお金、将来の移住の可能性も潰してしまいかねません。
そこでワーホリの目的設定での大切なポイントを2つご紹介します。
ワーキングホリデーの最大の特徴は「好きなところで仕事ができる」こと。
どんなところでも働けるビザをワーホリ以外で取ろうとしたらかなり大変なんです。
ワーホリ以外で実現しようとしたらこんな選択肢が出てきます。
これはかなりハードルが高いんです。
申請さえすれば誰でも取れるワーホリを活かしてください。
そしてなぜ就労ができることが大切なのか。
それは将来の移住に関係するからです。
多くの国で永住権を得るためには現地での就労経験が問われます。
ワーホリでしっかり就労経験を積んでおけば将来の移住の道が開けます。
もし現地で働く予定がないのであれば他のビザを使いましょう。
ワーホリを利用する唯一の理由は就労だと頭に入れておいてくださいね。
ワーホリは就労するために使うべきです。
そのため語学学校への通学や観光はワーホリ期間外でやってください。
よく「語学学校に通ってからアルバイトをする」といってワーホリ最初の数ヶ月を語学学校に費やす方がいらっしゃいます。
それはもったいない!!
先程お伝えしたようにワーホリは就労のために使ってほしいんです。
語学学校に通うのであれば観光ビザで十分。
わざわざ貴重なワーホリの期間を削らないでください。
これは観光も同じこと。
ワーホリの前や後に観光ビザを取れば十分に観光をする時間を取ることができます。
ワーホリ期間中は就労に徹して、通学や観光はワーホリ前後に観光ビザで行ってください。
ワーキングホリデーを無駄にしないためには目的を決めることがとても大切。
でもどうやって目的を決めればよいかわからないですよね?
ワーホリを無駄にしないための目的を決められる方法を4つのステップに分けてご説明します。
まずは現状と理想を整理しましょう。
注目するポイントは人それぞれあるかと思います。
例えばこちら。
自分は今どのような状況にあって、将来どうありたいかを明確にしてみましょう。
頭の中でイメージするだけでなく、スマホのメモや紙に書き出すとすっきる整理しやすいですよ。
先程出した現在と理想の間にはギャップがあるかと思います。
それは何かを把握しましょう。
例えばこのようなギャップが見つかります。
現時点と理想との間にどれだけのギャップがあるのか様々な角度から考えてみてください。
ギャップの広さは気にしないでください。
ここではあくまでもどんな&どれぐらいのギャップがあるかを把握するのが目的です。
現在と理想とのギャップが見つかったら、今度はそれを埋める方法を考えます。
先程の例を参考に見ていきましょう
ギャップを埋める方法はいくつもあると思います。
向き不向きや時間やお金の成約もあります。
正解はひとつではありません。
自分にあった道筋を考えてみましょう。
ギャップを埋める方法がわかりましたね。
さてその道筋で海外渡航は必要でしょうか。
もしかしたらすべて日本国内で満たされてしまうかもしれません。
それはそれで良いと思います。
もし海外でしかクリアできないものでしたらぜひ渡航してみてください。
しかしここで忘れてはいけないのはワーキングホリデーは就労のために使うということ。
学校に通ったりのんびり観光するのであれば観光ビザ・学生ビザなど他の方法があります。
もし自分に合ったビザや方法がわからないのであれば専門家であるエージェントに相談してみましょう。
ワーキングホリデーではしっかり目的を持つことが大切です。
目的を持たずにワーホリに行ってしまうと損をしてしまいます。
具体的にはこんな損が。
一方で目的を決めた渡航はこんなメリットがあります。
そして一番大事なのは「ワーキングホリデーを無駄にしない唯一の目的は就労すること」です。
もし現地で働く予定がないのであればワーホリ以外のビザを検討してください。
他のビザの種類や具体的な渡航プランがわからなければ一人で悩まず経験豊富なエージェントに相談してみてくださいね。