1. ワーキングホリデーの年齢制限を超えてしまったらどのビザで渡航すればよいか目的別に解説します

ワーキングホリデーの年齢制限を超えてしまったらどのビザで渡航すればよいか目的別に解説します

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ワーキングホリデーの年齢制限を超えてしまったらどのビザで渡航すればよいか目的別に解説します

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ワーホリハッカー編集部

ワーホリハッカー編集部

ワーキングホリデー・留学経験者を中心に構成されています。
エージェントや旅行代理店に縛られない中立の立場での執筆を行っています。

ワーキングホリデー、いわゆるワーホリには年齢制限があります。
年齢制限はビザの申請にあり、一部の国を除いて18歳以上30歳以下です。
人気のオーストラリア、ニュージーランド、カナダも18歳以上30歳以下が申請できます。

詳しくは年齢制限の解説記事をご覧ください。

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この年齢制限が理由で多くの国では申請時に31歳以上になっているとワーキングホリデーの制度を利用することができません。
そこでこの記事では海外に行きたいあなたがワーホリビザ以外のどのビザが必要か、目的別にご紹介します。

目次

1. 海外で観光をしたい

観光が目的での渡航はシンプルに「観光ビザ」がおすすめです。
日本のパスポートを持っている方の観光ならビザを申請せずに滞在可能といった国が多いです。

この場合には「3ヶ月以内の滞在が可能」といった形で短期間の観光での滞在ができます。
もし1年など長期間の滞在をしたいのであれば大使館や総領事館で観光ビザを申請してくださいね。

ちなみに短期の語学留学であればこの観光ビザで通える国もあります。
詳しくはこの記事でご説明しますね。

しかし、絶対にやってはいけないことがあります。
それは労働(=仕事)です。
絶対に観光ビザで入国して労働をしないでください
もし不法労働が発覚してしまったら、もう二度とその国に入国はできないと思ってください。
下手をしたら他の国でさえも不法労働の犯罪歴で入国制限がかかってしまう可能性もあります。

観光ビザでの労働は禁止です。

2. 海外で長期間勉強をしたい

海外で学位を取ったり、長い期間(目安は半年以上)学校に通いたかったりする場合には「学生ビザ」を取得してください。
学生ビザは現地の学校の入学許可があれば基本的に発給されると思ってもらって大丈夫です。

これは大学や専門学校、語学学校でも同じ。
入学の許可証がもらえれば年齢は関係ありません。

さらに嬉しいことに入学するコースによっては労働が許可されている場合があります。
「週に20時間までならアルバイトをしてもよい」「企業でのインターンが可能」などルールは様々ですのでしっかりと調べておきましょう。

3. 海外で短期間勉強をしたい

先程は学位を取ったり半年以上の長期間学校に通いたい場合のご紹介をしました。
その際には学生ビザが必要です。

しかし、実はいくつかの国では短期間の通学なら学生ビザの取得が必要ありません
いわゆる観光ビザで学校に通うことができます。
「1ヶ月だけ語学学校に通いたい」という場合には学校に申し込んでパスポートさえ準備すれば入学できてしまう国もありますよ。

ワーホリで人気のオーストラリア、ニュージーランド、カナダも観光ビザで留学ができる国です。
詳しい情報は以下の記事からチェックしてくださいね。

4. 海外で働きたい

海外で働きたい場合に必要なのがいわゆる「労働ビザ」です。
しかし外国人が働くのには高いハードルがあるのが現状。
海外で働くためのコネがあればいいのですが、いきなり渡航しても門前払いにあってしまう可能性も…。

そこで一度インターンやアルバイトが可能な現地の学校に入学し、語学力と現地での経験を積み、労働ビザのサポート(いわゆるスポンサー)をしてもらえるように頼むことが可能性が上がるかもしれません。

ちなみに現地での学位を持っていると永住権の申請のときに有利になります。
働きたいのに一度学校に通うのは一見遠回りかもしれませんが、結果的に一番の近道になるでしょう。

まとめ

ワーキングホリデーの制度は遊んで学んで、仕事をしてとかなり自由です。
年齢制限によりワーキングホリデーの対象外になってしまったとしても海外の道が完全に絶たれてしまったわけではありません。
違うビザを使えばあなたのやりたいことができますよ。

まずは各国の大使館などで情報を集めてみてください。
ちなみに今30歳だというあなたは諦めるのはまだ早い、まだ間に合いますよ!!

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Image by Kat