ワーキングホリデーで長期間ニュージーランドに滞在する場合に必要なのが銀行口座です。
日本の銀行口座を現地で使うことも可能ですが様々な手数料がかかってしまうのでお得ではありません。
さらにアルバイトの給与振込に日本の銀行を指定することはほぼできないでしょう。

だからといってすべて現金で持っているのも危ないですよね。
1ヶ月を超える期間滞在するのであればニュージーランドの銀行口座を開設することをおすすめします。

そこで今回はニュージーランドで銀行の口座を開設する方法をご紹介します。

ニュージーランドの銀行の口座の種類

Saving Account (セービングアカウント)

日本語に訳すと「普通預金口座」です。
聞き馴染みがありませんか?
お金の入出金が自由にできる口座です。

生活費の支払いやアルバイトの給与受け取りに使えるのでワーホリで滞在する際には基本的にこの種類の口座を開きましょう。

Term Deposit Account (タームデポジットアカウント)

「定期預金口座」です。
こちらは生活費のためではなく長期的な貯金や資産形成のために使う金利が高めの口座。
2020年7月時点では大体、年1.5%程が一般的。
日本では年0.002%。日本の750倍です。
考えられない金利の差ですね。

長期間ニュージーランドに滞在するとある程度お金が貯まってきているかもしれません。
そのような方は余裕資金をこの口座に入れておきましょう。

ニュージーランドの四大銀行

ニュージーランドには「四大銀行」と呼ばれる全国的に展開している大きな4つの銀行があります。
日本のメガバンクと同じようなものと考えてみてください。

他にもローカルに根付いた銀行やオンライン専門の銀行など様々な銀行があります。
ただ、こだわりがないのであれば利便性などを考えて四大銀行のうちどこか1つの口座を開設しておくことをおすすめします。

それでは4つの銀行をご紹介します。
(以下の順番は企業規模の順で、おすすめ順ではないことにご注意ください)

Australia and New Zealand Banking Group (オーストラリア・ニュージーランド銀行 / ANZ)

Australia and New Zealand Banking Group
Australia and New Zealand Banking Group

名前の通りオーストラリアとニュージーランドを中心としてで世界中に支店を持っています。

オークランドの支店には日本人のスタッフの方があることもあるので安心です。

公式サイト:Personal Banking | ANZ

ASB Bank (ASB銀行 / ASB)

ASB Bank
ASB Bank

ASB銀行は日本出国前に日本語が話せる担当者の方がサポートしてくれるサービスがありとても安心ですね。

公式サイト:Personal Banking | ASB

Bank of New Zealand (ニュージーランド銀行 / BNZ)

Bank of New Zealand
Bank of New Zealand

BNZもASBと同じく日本にいるときから口座開設の準備ができるサービスがあります。
ただ日本語の対応はないので注意してくださいね。

公式サイト:Personal Banking | bnz

Westpac Banking Corporation (ウエストパック銀行 / Westpac)

Westpac Banking Corporation
Westpac Banking Corporation

元々は「Trust Bank New Zealand (TBNZ)」という150年以上の古い歴史を持つ銀行でしたがオーストラリアのWestpacに買収されました。

公式サイト:Personal Banking | Westpac

銀行の選び方

ニュージーランドには大きい銀行だけで4つあるとご紹介しました。
地域に根差した銀行も含めるとかなりの数になります。
その中からどのように口座を開設する銀行を選べば良いのでしょうか。

銀行選びの参考になるポイントをいくつかご紹介します。

1. 手数料の違い

日本の銀行でかかる手数料といえば、ATMでの入出金と振り込みの2種類ではないでしょうか。
そして同じ銀行であれば基本的に手数料は一定です。
ある銀行に口座を持つAさんの手数料が220円であれば、同じ銀行に口座を持つBさんの手数料も220円です。
(最近のインターネット専門銀行の一部はランク制を導入し手数料が異なる場合もありますが割愛します。)

一方でニュージーランドの銀行の手数料で日本と大きく違うものがひとつあります。
それは「口座維持手数料」です。
何をしなくても毎月手数料が口座から引かれます。
その名の通り、口座を維持するために必要な手数料があるんです。

ATMの利用料が安いからと選んで失敗しないように口座維持手数料もチェックしておいてくださいね。

さらにニュージーランドの銀行は同じ銀行でも手数料が大きく異なる場合があるんです。
同じ銀行の同じ口座でもいくつかのプランがある場合があります。

例えばATMはほぼ使わないでクレジットカード(デビットカード)ばかりだよという人は、ATM手数料が高いけど口座維持手数料が安いプランが合いますね。
他には語学学校などに通っている人には学生向けのプランがお得です。

自分の生活スタイルに合った手数料・プランを持つ銀行を選んでみてください。

2. 支店やATMの場所

カードメインのキャッシュレス派だとしても年に数回は銀行の支店に行ったりATMで入出金することはあるでしょう。
そのときに自分の生活エリアに支店やATMがあるとやはり便利です。

手数料が安いからといって、わざわざ家の近くに支店がない銀行を選んでしまい、手続きのために交通費をかけて行くのでは本末転倒ですよね?

利便性が高い場所に支店やATMがある銀行を選びましょう。

3. 日本語対応があるかどうか

いくつかの銀行では日本人や日本語が話せるスタッフさんがいる場合があります。
日本語対応があるかどうかで銀行を選ぶのも良いかもしれません。

口座開設だけなら簡単な英語なので心配することはありません。

しかし何かトラブルがあって口座から出金ができない、デビットカードが使えないという状況に陥ったときに英語で説明しないといけない、英語で聞き取らないといけないのは難しいかもしれませんね。

日本語対応が必須項目ではないかもしれませんが、あると安心ですね。

銀行口座を開設する方法

ここまでニュージーランドの代表的な4つの銀行やどうやって口座開設をする銀行を選ぶポイントをご紹介しました。
続いては具体的な口座開設の方法です。
ニュージーランドの銀行の一般的な開設方法ですので、具体的には各銀行のWebサイトを見たり支店に問い合わせたりして確認してくださいね。
(最近ではオンラインで口座開設ができるサービスを提供している銀行もあるようです)

ステップ1:アポイントをとる

ニュージーランドの銀行は基本的にアポイントを取らないといけません。
日本に住んでいると考えられないですよね。
事前に電話やインターネットから銀行に行く時間の予約を取らないと口座開設の手続きをしてもらえないんです。

もし英語に不安があるなら、このときに日本語ができる担当者の方を希望しておきましょう。

ステップ2:パスポートとビザ、日本のマイナンバー、現金を持って支店に行く

身分証としてパスポートなら持って行きましょう。
さらにワーキングホリデーや学生ビザなどもプリントアウトして必要です。
ただし大前提として観光ビザでは口座開設ができないケースが多いのでご注意ください。

そして忘れがちなのが日本のマイナンバーを持って行くこと
ニュージーランドでは国際的な脱税を防ぐために口座開設のときに日本のマイナンバーが必要です。
日本のマイナンバーカードをコピーしておきましょう。

またニュージーランドに住んでいるとIRDナンバーという「Inland Revenue Department (日本でいう国税庁)」が発行する番号が必要です。
納税の際に必要なものなんですが、銀行預金の金利に対しても税金がかかるため銀行口座と紐付けなくてはいけません。
銀行を利用している履歴が必要なのでATMで現金を入出金する必要があるんです。

難しくても大丈夫。
店員さんに聞いてみてくださいね。

ステップ3:店員さんの指示通りに進める

ここから先は基本的に店員さんの指示を聞いていれば大丈夫です。
もし心配な場合には日本語での案内を事前にお願いしましょう。

「身分証明書と住所の証明書を見せて」
「この書類を読んでここにサインして」
といった感じで完全に流れ作業です。

まとめ

この記事ではニュージーランドで銀行口座を開設する方法をご紹介しました。
海外で銀行口座を作るなんてハードルが高そうですが意外と簡単ですよ。

よく「〇〇円で銀行口座開設のお手伝いをします」といった案内を見かけますが、自分で十分できます!!
これから1年間住むんですから自分でチャレンジする気持ちを持ってみてください。

なお今回ご紹介した方法はあくまでも一般的な場合です。
支店やあなたの状況などによって実際の開設方法が異なる場合もあります。
まずは実際の店舗に行ってみて相談する、周りの日本人に相談して最新の情報をゲットしましょう。

また日本からニュージーランドに送金をしたい場合には「TransferWise」というサービスがおすすめ。
大手銀行では驚くぐらいの手数料がかかるんですが、TransferWiseが手数料激安、早い、使いやすいと三拍子揃っています。
もしTransferWiseのことを詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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8 min read | 2016.05.20