ワーキングホリデー・留学経験者を中心に構成されています。
エージェントや旅行代理店に縛られない中立の立場での執筆を行っています。
オークランドをはじめとするニュージーランドの生活で欠かせないのがバスです。
学校に通う、アルバイトに行く、遊びに行く、どんな時でもバスのお世話になります。
電車よりも頻繁に乗ることになるでしょう。
そんなバスの乗り方や降り方のご紹介です。
実は日本のバスとは仕組みが違うんです。
日本でもオークランドでもバス停からバスに乗るというのは代わりません。
少しだけ注意しなければいけないポイントがあります。
バス停にいればバスに乗ることができるのは日本とオークランドどちらも同じ。
ただしバスの止め方に違いがあるんです。
日本ではバス停の近くにいればベンチに座っていても止まってくれますよね。
しかしオークランドではそうではありません。
バス停のベンチに座っていると「このバスには乗らないな」と判断して止まってくれません。
乗りたいバスが来たら運転手さんから見える位置に移動し、片手を軽く挙げましょう。
そう、手を挙げないと止まらずバス停をスルーしてしまいます。
手を挙げなかったためにバスに乗れなかったというのはオークランドのワーホリ・留学生のあるあるですね。
オークランドには日本のSuicaやPASMOに似たAT HOPカードがあります。
バスに乗るタイミングで機械にタッチしましょう。
これを「Tag on」と言います。
AT HOPカードの詳しい使い方はこの記事の最後にまとめますね。
もしAT HOPカードを持っていないのであれば運転手さんに行き先を伝え切符を買ってくださいね。
これは私もオークランド留学中にやってしまったミスです。
特に慣れるまでの最初の頃は乗ってる間に集中を切らさないように気を付けてください。
その理由はこちら。
日本のバスでは当たり前にあるものがオークランドのバスにはありません。
それは放送とディスプレイ。
「次は〇〇です」といった放送の案内やディスプレイがないんです。
ではどうやって降りるバス停を知るのか。
実は簡単です。
周りを見渡すのみ。
そう、誰も教えてくれないので窓から周囲を見て自分が今どこにいるのか、どこで降りるのかを把握しなければいけないんです。
最初のうちはお店などの建物、特徴的な看板などを目印にしておきましょう。
「マクドナルドがある交差点を曲がったら最寄りのバス停だ」といった感じ。
慣れてくれば街並みも見覚えがありますし、「そろそろだな」という感覚ができてくるので大丈夫です。
ただ、最初はとても大変で…。
私もオークランドでの最初の3日ぐらいはホームステイ先近くのバス停で降りられず軽く迷子になっていました。
そろそろ降りたいバス停だなとなったら運転手さんに知らせなければいけません。
その方法は大体この2つ。
ボタンを押すのは日本と同じなので問題ないでしょう。
そして恐らくほぼ全員が疑問に思っているはず。
「ヒモを引っ張る?」
オークランドをはじめとしたニュージーランド、さらには他の国でもバスの中に張り巡らされたヒモを引っ張って降りることを知らせる仕組みがあるんです。
こちらはアメリカのニューヨークですがオークランドも同じ仕組み。
この黄色のヒモが運転手さん近くの機械に繋がっていて、引っ張ることで次のバス停で降りる人がいることが伝わります。
ボタンを押したりヒモを引っ張ったりして、目的のバス停に止まってくれました。
バスから降りるときにもいくつかやらなければいけないことがあります。
AT HOPカードというSuicaやPASMOに似たカードがあるとバスの乗り方のときにご紹介しました。
バスに乗るときにで機械にタッチ、Tag onしましたね。
降りるときはその反対、もう一度機械にタッチする「Tag off」を忘れずにしてください。
オークランドのバスは距離によって料金が変わります。
乗ったバス停と降りたバス停で料金を計算するので必ず乗ったときと降りたときにタッチしましょう。
そして、AT HOPカードの詳しい使い方はこの記事の最後にまとめますね。
バスの降りるときに必要なのはTag offだけ。
でもこれを地元の人はみんなします。
降りるときに運転手さんにお礼をするんです。
「Thank you」
「Thank you driver!!」
といった感じ。
こういった相手のことを思うのがニュージーランド人、Kiwiらしさだなと感じます。
オークランドでバスに乗る方法をご紹介しました。
バスに乗る時に一番注意しなければいけないのはやはり自分が降りたいバス停の前だと気付くことです。
そこさえクリアできれば何も難しくありませんね。
ここでAT HOPカードの使い方を動画でご紹介します。
またオークランドで学校に通う方は学割が使えるかもしれません。
こちらの記事でチェックしてみましょう。