ワーキングホリデー・留学経験者を中心に構成されています。
エージェントや旅行代理店に縛られない中立の立場での執筆を行っています。
ニュージーランドはワーキングホリデーの協定国になっています。
ゆっくりとした環境で英語を学びたい方から人気の国です。
しかし、語学学校に短期間通いたい場合にはワーキングホリデービザも学生ビザも必要ないんです。
日本人なら観光ビザだけでニュージーランドの語学学校に留学できるってご存じでしたか?
ワーキングホリデービザは、その国で一度しか取得できない貴重なビザ。
学校に通いたいという理由だけで使ってしまうのはもったいないんです。
この記事ではどうやってニュージーランドの語学学校に観光ビザで通うのか解説します。
ちなみに私も学生の頃に観光ビザでニュージーランド・オークランドの語学学校に留学をしていました。
実体験も含めてこの記事を書いています。
ニュージーランドは観光ビザ(短期訪問ビザ)で3ヶ月間滞在することが可能です。
3ヶ月以上観光をしたいという場合には別の観光ビザの発給が必要なので注意してください。
さらに「観光」という名前ですが、実は学校に通うこともできてしまいます。
ニュージーランドの語学学校は1週間単位で通えるところもあります。
つまり一番短くて1週間だけの語学留学もできてしまうんです。
英語を学びに語学学校に通いたいと思って、それが3ヶ月以内なら観光ビザで大丈夫。
わざわざ学生ビザを取らなくてもいいんです。
一方で専門学校や大学など学位を取ることが目的なら1年以上の長期になるのがほとんど。
その場合には観光ビザでは期限が切れてしまうのでしっかり学生ビザを申請しましょう。
それでは具体的に、ニュージーランドの語学学校に観光ビザで通うのにどのような手続きが必要かご紹介します。
最初に語学学校に申し込んでしまっていいんです。
ビザやフライトはあとからで十分。
まずは行きたい学校やコース、期間を決め、申し込んでみましょう。
もし英語が心配なのであれば留学エージェントに依頼するのも手です。
日本のパスポートを持っているのであればアプリかインターネットから観光ビザ(短期訪問ビザ)を取ることができます。
「NZeTA(電子渡航認証)」というもので、アプリからなら9ドル(約630円)、インターネットからなら12ドル(約840円)必要です。
こちらから申請ができます。
なお、手続きの時間がかかる場合があるので入国まで72時間ほど余裕を持って申請してくださいね。
またパスポートの有効期限には注意が必要です。
詳しくはこの記事の下の方に書きました。
補足情報ですが、このNZeTAは2019年10月から始まった制度です。
古いブログ記事などでは「手続き不要で行ける」などと書いてあることがあります。
2019年10月以降に観光ビザでニュージーランドに渡航する場合には、絶対にNZeTAが必要なので注意してください。
語学学校が決まり、観光ビザも取れたらフライトの予約をしましょう。
航空券比較サイトを使って最安値を探す方も多いかと思います。
でも実は旅行代理店に手配を依頼したほうがお得な場合もあるんです。
気になる方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
フライトの予約で注意しなければいけないことが1点あります。
それは必ず往復のフライトを取らなければいけないこと。
1年を超える留学の場合には帰りのフライトを取らないパターンもあります。
しかし観光ビザで留学する場合には帰りの航空券がないと絶対にいけません。
ニュージーランドの空港で入国を拒否されてしまう可能性があります。
それは帰りの航空券がないと、空港で入国管理局の職員に「学校に通うって言ってるけど本当はずっと不法滞在するんじゃないか?」と
疑われてしまうからです。
あなたにそのつもりがなくても、そう思われてしまいます。
観光ビザで語学留学したいなら、帰りの航空券もしっかり予約しましょう。
「パスポートの期限内に帰ってくるから大丈夫」というのは要注意。
パスポートの有効期限は滞在期間に加えて3ヶ月以上ないとダメなんです。
もし有効期限が足りないというなら、有効期限が切れる1年前から更新が可能です。余裕を持って更新しておいてください。
ニュージーランドの語学学校に3ヶ月以内の短期間通いたいなら簡単な観光ビザの手続きだけで大丈夫。
多くの大学生が夏休みを利用し語学留学に行く場合などにこの方法でニュージーランドへ渡航しています。
なお3ヶ月を超える通学をしたい、ニュージーランドで働きたいといった場合には別のビザが必要なので注意してくださいね。