1. ワーホリに行くなら日本で事前にクレジットカードを作っておくべき3つの理由【おすすめカードも紹介】

ワーホリに行くなら日本で事前にクレジットカードを作っておくべき3つの理由【おすすめカードも紹介】

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ワーホリに行くなら日本で事前にクレジットカードを作っておくべき3つの理由【おすすめカードも紹介】

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ワーホリハッカー編集部

ワーホリハッカー編集部

ワーキングホリデー・留学経験者を中心に構成されています。
エージェントや旅行代理店に縛られない中立の立場での執筆を行っています。

ワーホリの海外渡航を計画していて、どうやってお金を持ち込もうか悩んでいませんか?
海外でお金を使う方法は大きく分けてこの3つ。

  1. 現金で持ち込む
  2. 海外送金する
  3. クレジットカードを使う

ワーホリで海外に滞在するならクレジットカードを積極的に使っていきましょう。
他の2つの方法よりお得ですし、何より便利です。

もしまだクレジットカードを持っていないのであれば必ず日本で作っておいてください
ワーホリで渡航後だと現地でクレジットカードが作れないことがほとんど。

クレジットカードがお得な理由、なぜ海外ではクレジットカードが作れないのかわかりやすく説明していきます。
さらにおすすめのクレジットカードもご紹介します。

目次

クレジットカードとは後払いができるカード

「クレジットカード」という言葉はよく聞くかもしれませんが、仕組みをあまりわかっていない方もいらっしゃるかもしれません。
安心してください。簡単にご説明します。

クレジットカードを一言で表すと「後払いができるカード」です。
後払いなのでお店での買いものよりも後にお金が請求(銀行口座から引き落とし)されます。
そう、お店で使った日とお金を支払う日は別なんです。

つまり買いものをするそのときに現金を持っていなくても引き落とし日に口座の中にお金があればOK。

なぜそんなことが可能なのか。
「クレジット」とは「信用」のこと。
クレジットカード会社があなたのことを信用してお店に立て替え払いしてくれているんです。
信用があるからこそ、先にお店にお金を払って後から請求することができています。

この信用に関わるクレジットカード用語に「利用限度額」があります。
ざっくり言うと「利用限度額は月にいくらまで使えるか」という意味。

あなたがクレジットカードを使い毎月請求額をしっかりと支払っていばあなたの信用が高まり利用限度額は上がります。
一方、引き落とし日に請求額が払えないと利用限度額は下がっていき、最終的には利用停止になりブラックリストに載ってしまいます。

クレジットカードは買いものをしているときにはお金が減らないので散財してしまいそうですよね?
そうすると引き落とし日にお金が足りない!!という最悪の事態に陥ってしまいます。
しっかり計画をして使いましょう。

そうは言ってもクレジットカードは便利なものです。
特にワーホリで海外に住む予定のあなたにはぜひ持っておいてほしいです。
その理由を3つご説明します。

ワーホリがクレジットカードを持っておくべき3つの理由

これからワーキングホリデーで海外に1年間住むのであればクレジットカードを持っておいてください。
日本にいると意識していなくても海外の地では不便になってしまうことがあるからです。

なぜワーホリがクレジットカードを持っておくべきか3つの理由をご紹介します。

1. 都市部ではキャッシュレス化が進んでいる

ワーホリで海外渡航する方の多くが都市部に行かれます。
私たちが相談を受ける多くはこれらの都市です。

  • オーストラリア:シドニー、メルボルン
  • ニュージーランド:オークランド
  • カナダ:バンクーバー、トロント

これらの都市のお店はキャッシュレス化が進んでいます。
大きなデパートやスーパーはもちろん、小さなフードトラックや屋台でもキャッシュレスのところもあります。

そのような状況にあるので現金がなくても生活できますし、慣れてしまうとむしろ現金が煩わしくなってしまいます。
ただ注意しなければいけないのは日本のSuicaやPASMO、iDやEdy、PaypayやLINE PAYなどは使えません。

しかしクレジットカードなら日本で発行されたものも同じように使えますよ。

2. 現金持ち込み&海外送金が減る

いくらキャッシュレス化が進んだと言っても現金が必要な場面は多々あります。
学校の授業料やステイ先の支払いは現金のみというケースをよく聞きます。

それらの支払いのためには入国時に持ち込んだり、海外送金で現金を手に入れますよね。
そうは言っても入国は一度きりですし、海外送金は手数料が高いので多額を、頻繁にはできません。

そのため現金はできる限り最小限に抑えたいものです。
現金を残しておくためにもクレジットカードが使えるところでは積極的にカード払いにしておきましょう。

ちなみにどうしても海外送金をしないといけないときにはTransferWiseがおすすめ。
銀行での海外送金よりも圧倒的に安く、入金もすぐですよ。

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3. 海外キャッシングが安い

これはちょっと上級編なのであまり海外に慣れていない方はスルーして頂いて構いません。

ワーホリで渡航するときに最初の1ヶ月分だけ現金で持ち込むというケースがよくあります。
どうやって現地通貨を手に入れますか?
日本で両替するか、現地で両替するかどちらかと思った方が多いのではないでしょうか。

裏技的に使えるのがクレジットカードの海外キャッシングです。

「キャッシング?危ないやつだ!!」
と思った方、金融リテラシーが高く非常に良いと思います。

キャッシングとはATMにクレジットカードを入れると現金が引き出せるもの。
一見便利ですが手数料や金利が高くおすすめできません。

ただ海外キャッシングは少し別です。
仕組みは日本国内のキャッシングと同じで、海外のATMでクレジットカードを使い現金を引き出せます。
海外キャッシングをおすすめしたい理由はこちら。

海外キャッシングのほうが両替よりもお得に現地通貨を手に入れられることがあるから。

実は日本でも海外でも両替所の為替レートはあまり良くないことが多いんです。
手数料無料と言っていてもレートが良くないとお得ではありません。

ちなみに為替レートって何?という方はこちらの記事をご覧ください。

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一方でクレジットカードの海外キャッシングでは手数料や金利がかかってしまうもののレートが良いことがあります。
そうすると結果的に両替をするより海外キャッシングをしたほうがお得に現地通貨を手に入れられるんです。

しかし注意しなければいけない点もあります。
利用するのは最初の1ヶ月、10万円だけなど期間や金額を決めてください。

ワーホリで渡航するならいずれアルバイトをするでしょう。
そうすると給料として現地通貨を得られるのでキャッシングでたくさん現金を持っておく必要はありません。
手数料や金利がかかってしまうので必要最低限にしておきましょう。

なぜワーホリを考えているあなたにクレジットカードを作っておいてほしいかわかって頂けましたか?
そしてまだクレジットカードを持っていないなら、ぜひ渡航前の日本で作っておいてください。
その理由をご説明します。

現地ではなく日本で作っておくべき3つの理由

ワーキングホリデーでの海外生活ではクレジットカードがとても便利です。

「現地に着いたらカードを作ろう」と思ったあなた。
ちょっと待ってください。
絶対に日本にいるうちにクレジットカードを作っておいてください

「日本で作るのがおすすめ」というレベルではなく「日本にいるうちに作っておかないといけません」。

その理由を3つご紹介します。

1. 海外でのあなたは信用がない状態なのでクレジットカードが作れない

クレジットカードは発行会社とあなたの信用で成り立っています。
日本で生まれ育って、学校に通い仕事をしてきたあなたなら知らないうちに日本で信用を貯めていたんです。

しかし日本を出てワーホリに来るとその信用は使えません。
あなたが今まで何をしてきたのか、どれぐらい収入があるのか、しっかりお金を支払えるのか、海外のクレジットカード会社はわからないんです。

ワーホリで滞在する国でクレジットカードを作ろうと思っても作れないのが現実なんです。

2. 現地で最初に作れるのはデビットカードで現地口座引き落としなのであまりお得ではない

ワーホリで一年滞在するなら銀行口座を開設するかと思います。
そこでもらえるキャッシュカードにある機能がついていることがあります。

それは「デビットカード機能」。
デビットカードはクレジットカードと同じように買いもので使えるんですが、大きく違うのがお金を支払うタイミング。
クレジットカードは買いものをしたときと引き落とし日は別ですが、デビットカードは買いものをしたそのときに銀行口座から引き落とされます。

そしてどの銀行口座から引き落とされるかというと現地で作った銀行口座から。
現地口座ということは入っているのは現地通貨ですよね。
その現地通貨はどうやって入金しましたか?

入国時に持ち込むか海外送金した現金ですよね。
クレジットカードのメリットはそれらを減らすことができることでした。
日本のクレジットカードは日本の銀行口座から引き落とされますからね。

渡航の最初に貴重な現地通貨を減らさないためにもクレジットカードを日本で作っておくべきです。

3. クレジットカードを作っても1年で帰国してしまう

ワーキングホリデーは1年間という滞在期限があります。
そのためもし現地でクレジットカードを作れたとしても1年で帰ってしまうんですから不便ではありませんか?

現地のクレジットカードは現地の銀行口座から引き落とされます。
ワーホリ対象国の銀行口座は口座維持手数料として毎月手数料が引かれることが多いです。
そんな口座を日本に帰ったあとも取っておきますか?

恐らく帰国のときに解約してしまうでしょう。
紐付いた銀行口座がないんですから現地のクレジットカードもいりませんよね。

海外渡航前に日本でクレジットカードを作るべき理由をご理解頂けましたか?
それでは具体的にどのようなカードが良いのか複数ご紹介します。

ワーホリ予定の方におすすめのクレジットカード

私は実はクレジットカード好きで個人的に10枚以上クレジットカードを持っています。
そしてあなたと同じように海外が好きでよく旅行に行っています。
そんな私がワーホリ予定のあなたのためにおすすめのカードを厳選しました。

前提条件はVISAかMastercard

クレジットカードには「ブランド」というものがあります。
これらの名前を聞いたことはありませんか?

  • VISA
  • Mastercard
  • JCB
  • American Express

クレジットカードそれぞれにこのブランドがついていて、お店ではどのブランドが使えるのかはそれぞれ異なります。
ブランドごとに使える店舗数が大きな差があるんです。

世界的に見ると圧倒的に「VISA」か「Mastercard」の利用できる店舗が多いですね。
クレジットカードが使えるお店でこの2ブランドが使えないところはほぼないでしょう。

一方で日本でよく見る「JCB」ですが、実は日本がメインで海外ではそこまで多くないんです。

もし初めてのクレジットカードなら「VISA」か「Mastercard」どちらかのブランドのものにしましょう。

おすすめ1:航空系/ホテル系カード

ワーホリを希望しているあなたは私と同じく海外旅行好きではありませんか?
そんなあなたにおすすめなのは航空会社やホテルグループが出しているクレジットカード。

マイルやポイントを航空券や宿泊券にお得に替えることができますよ。

ワーホリで1年間海外に行くとは言え日本に帰ってくるのであればANAやJALが発行するカードがおすすめ。

ANAカード
ANAカード

いろいろ航空会社はあるもののなんだかんだANAとJALに乗ることが多いですよね。
それにANAカードやJALカードと提携しているお店もたくさんあり普段より多くマイルがもらえますよ。
私もよく利用していて貯まったマイルを使って家族でハワイ旅行に行ったこともあります。

それと同じくホテル系のカードもおすすめ。

特におすすめなのがこの「スターウッドプリファードゲスト アメリカン・エキスプレス・カード」、通称「SPGアメックス」です。
何を隠そう私のメインカードです。

SPGアメックス
SPGアメックス

このカードを持っていればマリオット、リッツ・カールトン、シェラトン、ウェスティンなどのホテルのゴールド会員になれるんです。
年会費は34,100円(税込)と高額ですが、毎年1泊無料特典がもらえ5万円近いホテルに泊まれてしまいます。

このようにもしあなたが海外旅行好きならぜひ航空系かホテル系のクレジットカードを作ってみてくださいね。

おすすめ2:普段よく使うお店のカード

旅行にそれほど行かないという方は普段よく使うお店のカードを作ってみてはいかがですか?
そのお店が出しているカードならポイントが2倍もらえたり、お得に変えたりなど特典を存分に活用できます。

例えばこのエポスカード。

エポスカード
エポスカード

マルイでのカード会員向けのセールが受けられます。
また貯まったポイントをマルイのお買いもので使えますよ。

まとめ

ワーホリの海外渡航でお金を持って行く方法は大きく分けてこの3つです。

  1. 現金で持ち込む
  2. 海外送金する
  3. クレジットカードを使う

ワーホリで海外に滞在するならクレジットカードを積極的に使いましょう。
現金持ち込みは不安ですし、海外送金は手数料が高いです…。

もしまだクレジットカードを持っていないのであれば日本にいる間に作っておいてください
ワーホリで渡航後だと信用の問題で現地でクレジットカードが作れないんです。

今のうちに自分にあったクレジットカードを探してみてくださいね。