ワーキングホリデー・留学経験者を中心に構成されています。
エージェントや旅行代理店に縛られない中立の立場での執筆を行っています。
日本は2020年7月現在26ヶ国とワーキングホリデーの協定を結んでいます。
オーストラリアは日本と最初に協定を結んだ国で、人気の渡航先のひとつです。
そこでこの記事ではオーストラリアのワーホリビザを申請するための条件などを調べてまとめました。
オーストラリアのワーホリに興味がある方はぜひご覧ください。
ワーキングホリデーのビザは観光ビザと異なり、発給されるのに様々な条件があります。
ビザの申請ができるのは以下の方です。
まずは基本的な申請の条件を確認しましょう。
日本で暮らしている方であればそこまで大きなハードルではないのではないでしょうか。
他のワーホリ対象国もほぼ同じルールになっています。
さて、気になるのはその他の条件です。
いくつか気をつけなければいけないポイントがありますよ。
持病などがなく健康であればワーホリビザの申請ができます。
そのような方は基本的にオーストラリアのビザ申請では健康診断の必要はありません。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
しかし一部の方は日本で健康診断を受けなければいけません。
申請時の質問の回答内容によって健康診断が必要かどうかが変わってきます。
健康診断を受ける必要があるのはこのような方です。
これらはあくまでも一例です。
この条件に当てはまっていない方でも大使館の判断により健康診断が必要になる可能性があるので注意してくださいね。
健康診断結果の提出を求められたら速やかにオーストラリア大使館指定の病院で健康診断を受けてください。
日本で健康診断が受けられる病院はこちらです。
「人物審査」と言っても面接などをする訳ではありません。
過去の犯罪歴を見ているんです。
もし過去に罪を犯してしまっている場合には警察で追加書類をもらわないといけない可能性があります。
さらに海外に不法滞在をしようとしていたりする方はこの審査で確実に弾かれてしまいます。
オーストラリアで生活するため、日本へ帰国するためのお金があることを証明しなければいけません。
5,000オーストラリアドル(2020年7月時点で約37万円)と帰りの航空券分(大体10万円ほど)は最低でも必要です。
合わせて50万円の預金残高があれば安心ですね。
なお2019年4月から残高証明書(英文、オーストラリアドル建て)の提出が必須になりました。
「残高証明書はいらない」としている記事は古い情報なので注意してください。
残高証明はお使いの銀行で発行してもらうことができますよ。
これでワーホリビザ申請の準備ができました。
続いてはワーキングホリデー滞在中のルールをまとめます。
ワーキングホリデーは他のビザに比べてかなり自由が効きます。
滞在中にできることはこちら。
そう、なんでもできてしまうんです。
ただそれらにも細かいルールがあるのでチェックしておきましょう。
「滞在する時のルール」とは少し違いますが、ワーホリビザが有効な期間が設定されています。
ビザ発給(発行)から1年間です。
この期間内にオーストラリアに入国をしないとビザが失効してしまいます。
ワーホリは一度しか使えません。
無駄にしないように気をつけましょうね。
ワーキングホリデービザでオーストラリアに滞在できるのは12ヶ月間です。
最初にオーストラリアに入国した時がスタートで、途中で日本に帰国するなどオーストラリアから出ていたとしてもその期間が含まれてしまいます。
なおオーストラリアではいわゆるセカンドワーホリ/サードワーホリという制度があり、条件を満たすともう1年(サードワーホリだとさらに1年)もの期間滞在することができますよ。
オーストラリアにワーキングホリデーで行く方の多くは英語の語学学校に通うのではないでしょうか。
ワーキングホリデービザで学校に通える期間は最大4ヶ月です。
それ以上学校に通いたい方は学生ビザを検討してみてください。
ワーキングホリデーでは仕事をすることができる特徴があります。
しかし「同じ雇用主のもとで働けるのは6ヶ月間」というルールがあるんです。
簡単に言うと同じところで働けるのは6ヶ月間です。
もしそれ以上働きたい場合には労働ができる他のビザが必要です。
いわゆる就労ビザを雇用主にサポートしてもらってください。
なおオーストラリア北部での一部の仕事については例外があり12ヶ月間同じ雇用主のもとで働くことができます。
こちらの記事で確認してみてください。
オーストラリアでのワーキングホリデービザの条件についてご紹介しました。
もし自分が当てはまるのかどうか心配な場合には旅行会社や留学エージェントなどへ相談してみてください。
なおワーホリのルールはオーストラリアの法律で決まっており、頻繁に変更があります。
必ず最新情報をオーストラリア移民局のサイトで確認してくださいね。
First Working Holiday visa | Australian Government Immigration and citizenship