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ワーキングホリデーはその国で一度しか使えない制度です。
ただひとつだけ例外があります。
オーストラリアでは2回目、3回目のワーホリができるんです。
いわゆるセカンドワーホリ、サードワーホリという制度。
オーストラリアにワーホリとして最大3年間滞在できるんです。
基本的な申請の条件は1回目と同じ。
しかしセカンドワーホリ、サードワーホリには1回目とは違う条件がひとつだけあります。
それは「季節労働」をすること。
季節労働とはなんなのか、どうすれば2回目、3回目のワーホリに行けるのか解説します。
ワーキングホリデーはその国で1回だけしか使えない制度です。
しかしオーストラリアは例外的に2回目、3回目のワーホリが可能。
それをそれぞれ「セカンドワーホリ」「サードワーホリ」と言ったりします。
なおサードワーホリは2019年7月に始まった制度のためまだまだ日本語での情報が少ないです。
さて、そんなセカンドワーホリ、サードワーホリですが、基本的には1回目のワーホリと条件は同じです。
オーストラリアのワーホリについて解説した記事はこちらです。
しかしセカンドワーホリとサードワーホリを申請するには1回目に追加される条件があります。
それが「季節労働」。
それでは季節労働についてご説明します。
通常1回しか使えないワーホリを最大3回使えるのがオーストラリアの特徴です。
2回目、3回目のワーホリに申請するためにはどのような条件があるのでしょうか。
基本的には1回目のワーホリと同じ条件を満たしていればセカンドワーホリ、サードワーホリに申請ができます。
ここで注意しなければいけないのが年齢です。
「申請時に30歳以下」が条件です。
2回目、3回目のワーホリ申請時の年齢がいくつなのかしっかり計算してくださいね。
そして申請の条件で1回目と異なるのは「季節労働」です。
オーストラリアは業種によって労働力が大量に不足するときがあります。
その労働力を補うために外国人のあなたたちを頼っているんです。
労働力が足りていない業種というのはこちら。
特に農業の収穫の時期には人手が圧倒的に足りません。
収穫の季節だけの働き手なので「季節労働」と言います。
具体的にどのような仕事が対象になるのかはオーストラリア移民局のサイトで確認してみてください。
「Approved industries and areas for specified work」のところに仕事の説明が書いてあります。
Specified subclass 417 work | Australian Government
しかし注意しなければいけないことがあります。
上の条件に当てはまる仕事なら何でも良いわけではないんです。
政府が指定したエリアで働く必要があります。
残念ながら「ホームステイ先の隣のおじさんの畑を手伝おう」というのはできないんです。
どこのエリアが対象になっているかはこちらのサイトに記載されています。
郵便番号から検索ができるようになっているんですが、ちょっとわかりづらいかもしれませんね…。
Regional Australia | Working Holiday Maker (WHM) program
セカンドワーホリ、サードワーホリに必要な季節労働がなんなのかわかって頂けましたか?
それではビザの申請に必要な条件をご説明します。
オーストラリアは季節労働をした方に2回目、3回目のワーホリを認めています。
その条件がこちら。
それぞれ前のワーホリ滞在中に季節労働を一定期間以上する必要があるんです。
特にサードワーホリの申請にはセカンドワーホリのときに半年以上の季節労働をしなければいけないので少し厳しい条件とも言えるでしょう。
こんなセカンドワーホリ、サードワーホリの制度ですがどのような人が利用するべきなのでしょうか。
セカンドワーホリとサードワーホリはオーストラリアにワーホリとして最大3年間住むことができる制度です。
私の個人的な意見からするとどうしてもオーストラリアに住みたい方にはピッタリの制度ではないでしょうか。
しかしオーストラリアに住むだけなら学校に通い学位を取るなら2-4年滞在することができます。
さらにその後、就労ビザを取り永住権も十分目指せます。
「学生ではなくワーホリがいい」というのであればオーストラリア以外の国はどうですか?
せっかくの機会なんですからいろんな国を見てみるのも良い経験かと思います。
そんなことから「どうしてもオーストラリアにワーホリでいたいんだ」という方には3年間の滞在は魅力的でしょう。
ワーキングホリデーはその国で一度しか使えない制度で
、1年間という期限もあります。
しかしオーストラリアでは例外的に2回目、3回目のワーホリが可能です。
そのセカンドワーホリ、サードワーホリを申請するためには「季節労働」という農作業などに従事する必要があります。
もしまたワーホリとしてオーストラリアを訪れたいという方はぜひ利用してみてくださいね。