- 【ビザ手続き不要】イギリスの語学学校に短期学生ビザで通う方法
【ビザ手続き不要】イギリスの語学学校に短期学生ビザで通う方法
著者情報
ワーホリハッカー編集部
ワーキングホリデー・留学経験者を中心に構成されています。
エージェントや旅行代理店に縛られない中立な立場での執筆を行っています。
イギリスはワーキングホリデーの協定国になっています。
しかしイギリスのワーホリビザを取得するのは非常に難しいんです。
ワーホリで人気のカナダやオーストラリア、ニュージーランドは申請をすればほぼ確実にビザが取れるのを考えると、イギリスはとても厳しいです。
実は私もカナダやオーストラリア、ニュージーランドのワーホリビザは取得できましたが、イギリスは抽選で外れてしまいワーホリビザの取得ができませんでした。
ワーホリを使ってイギリスに行くのは難しいかもしれません。
ただ語学留学をしたいのであればワーホリビザじゃなくても良くないですか?
実は短期間(6ヶ月未満)だけ語学学校に通いたいのであればワーキングホリデービザも申請が面倒な学生ビザも必要ないんです。
必要なのは「短期学生ビザ」です。
やっぱりビザが必要じゃんって思いました?
確かにビザは必要ですが、手続きも必要なくとても簡単。
それではイギリスの短期学生ビザについてご説明しますね。
6ヶ月未満の語学留学ならビザの手続きはいらない
イギリスでは観光ビザで6ヶ月間滞在することが可能です。
しかし、この観光ビザでは学校に通うことができません。
カナダやオーストラリア、ニュージーランドでは観光ビザで学校に通うことができますが、イギリスはNGなので注意してください。
イギリスは観光ビザで学校に通うことができない代わりに「短期学生ビザ (Short-Term Study Visa)」が必要です。
ビザは必要ですが、手続きは簡単。
面倒な手続きはほぼないと思ってもらって構いません。
それでは具体的なイギリスの短期学生ビザの取得方法をご説明します。
イギリス入国時の空港で短期学生ビザが発給される
6ヶ月以内の語学留学をイギリスでしたいのであれば短期学生ビザが必要です。
実は日本のパスポートを持っている方なら事前に短期学生ビザの申請をする必要がありません。
正確に言うと、日本でのビザ申請の必要がありません。
イギリスに限らずほとんどの国のビザの申請は大使館や総領事館で申請をします。
でもイギリスの短期学生ビザは大使館や総領事館に行かなくてもいいんです。
イギリス入国時の空港でビザをもらえます。
しかも無料で。
正確に言うと日本にある大使館(ビザ申請センター)でもビザの申請ができます。
しかしこちらのセンターで申請すると£97(約13,000円)が必要で3週間ほどかかります。
お金も時間もかかるんですからわざわざセンターで申請する必要はありませんね。
イギリスの空港でビザを申請すれば無料、その場で発給されます。
それでは具体的なイギリス留学の流れを見てみましょう。
1. 学校の手続き
いきなりですが、語学学校に申し込みましょう。
多くの語学学校では入学試験のようなものはなく、必要な情報を入力し、お金を支払えば入学が許可されます。
2. 滞在費用の証明を取得
短期学生ビザは学校に通うためのビザなので就労(働くこと)は認められていません。
つまり滞在中に生活するだけのお金があることを証明する必要があります。
日本の銀行で英文の残高証明書を発行してもらってください。
3. 滞在先の証明を取得
語学学校に通っている間はどこに住みますか?
滞在先の証明書を持っていなければいけません。
ホームステイ先の斡旋を学校やエージェントに依頼しているのであれば契約書をもらえるでしょう。
ホテルやAirbnbなどに滞在するのであれば予約の確認書類があると思います。
それらを印刷して持っていてください。
注意しなければいけないのはメールで来たとしても、紙に印刷しなければいけません。
空港のカウンターでは基本的にスマホを出すことはできないからです。
紙に印刷して見せられるようにしておきましょう。
4. フライトを予約
学校の入学日が決まり、書類の準備ができたらイギリスへのフライトも予約します。
6ヶ月未満の滞在であれば帰りの航空券も含めた往復での予約をしましょう。
ビザの申請のときに帰りのフライトについて厳しくつっこまれる可能性があります。
これはビザの期限を過ぎても帰らない不法滞在を防ぐためにしょうがないこと。
もし片道でフライトを予約するのであれば、帰りのフライト代も支払えるだけの現金やクレジットカードを持っていることが求められます。
帰りの日程がまだわからないというのであれば、少し高くなってしまいますが日時の変更ができるチケットにしておきましょう。
ここまで準備ができたら、いざイギリスへ。
5. 空港の有人カウンターで申請
学校の申し込みと証明書類が揃ったらイギリスへ向かいます。
イギリスの空港に到着したら人がいるカウンターで入国手続きをしてください。
駅の自動改札のような無人カウンターもあるのですが、ここでは短期学生ビザの申請ができません。
必ず人がいる有人カウンターへ進んでください。
空港のカウンターで短期学生ビザの申請をします。
必要なものはこちら。
- 語学学校が発行する入学許可証 (通称ビザレター)
- 滞在費用の証明
- 滞在先の証明
- 帰りのフライトの航空券
- 現金やクレジットカード
【注意】パスポートの残存期間を確認しよう
イギリスでは入国する場合には滞在期間以上有効なパスポートでなければいけません。
例えば6ヶ月間滞在する予定の場合、入国から6ヶ月以上の期間で有効なパスポートが必要です。
もし有効期間が足りない場合には早めに新しいパスポートへ切り替えてくださいね。
まとめ
イギリスの語学学校に通いたい場合は6ヶ月以内なら日本での手続きが必要ありません。
大学生の夏休みなど多くの方がこの方法で渡航しています。
なお6ヶ月を超える通学をしたい、イギリスで働きたいといった場合には別のビザが必要なので注意してくださいね。